無肥料無農薬での虫対策その②~岡本よりたかセミナーレポート~

こんばんは、そーやんです。
昨晩の続きを書こうと思ったのですが、
以下の本にすごく詳しく書かれているので、
詳しくは本を買ってください。
 
わざわざ本に書かれていることを、
僕が書かなくても良いと思うので。
 
ということで、今回は僕の中で特に虫対策において、
重要だと思った点や今後気をつけたい、試したいと思ったところを書きます。
 

早めの防除が大切

当たり前ですが、無農薬ですと救急的な対処療法は
ほぼ不可能ですので、
すでに発生してしまった虫をなんとかするのは難しい。
なので、いかにそうならないようにするかという予防策が重要になります。
 

虫の生態を知る

これは農薬を使う時にも大切なことですが、
自然農法的なやり方ですと
その虫がいつ産卵し、いつ孵化するかとか、
何を食べているのかとか、
どんな虫の天敵なのかというようなことをよく知っておくことが大切になります。
 

その虫の役割を考える

よりたかさんの小松菜畑にアブラムシが来た時に、
一列はアブラムシをとって、一列はそのままにしていたそう。
そしたらなんとアブラムシを全てとっていた小松菜は全滅したのに、
取らなかった方は一部の株は食べられたけど、
それがちょうど間引きしたようになって、
残った株が立派に育ったそうです。
 
この出来事から、虫たちには
リン酸の供給だけでなく、植物の間引きの役割も
あるのではないかという考えが生まれたそうです。
 
このように全ての生き物には存在する役割があるというのが、
自然界の原理・原則ですので、
それぞれの虫がどんな役割を果たそうとしているのかということを
常に考える習慣をつけておくと良いと思います。
 
ちなみにアブラムシに全て食べられずに
小松菜が一定の間隔で残ったのは、
共生菌ネットワークが機能している畑だからこその仕組みなのですが、
それはよりたかさんの本を読まれてみてください。
 
たこのブログでもその話はご紹介すると思います。
 

土の中のミネラルバランスを整える

前回のPhについてもそうですが、
結局虫たちが大量に発生するのは、
土のミネラルバランスが崩れることが原因にあります。
ですから、バランスが整った土づくりをきちんと
行うことが虫の予防策として最も大切になります。
 
岡本よりたかさんが無肥料栽培を行う理由の一つが、
結局肥料(動物性・化学合成・鉱物資源によるもの)を使うことが
ミネラルバランスの狂いを生むので、
虫がどうしても発生してしまい、
無農薬での栽培が難しくなるからだそうです。
 
 
とまあ書きましたが、
やっぱりもっと具体的なところも知りたいですよね。
アブラムシとか夜盗虫とか、コオロギとか、センチュウとか。
 
次回、少しだけご紹介しますね。

NOTE FARM / 暮らしの畑屋のおと

家庭菜園を通して、人と自然が調和する空間づくりのお手伝いをしています。 * * * * * * 各サービスについては、画面上部のメニューより詳細ページをご覧ください。 * * * * * *

0コメント

  • 1000 / 1000