畑計画の立て方講座のご案内
今から8年ほど前、 わたしたちは農的な暮らしをしたいと意気込んでいました。
(↑当時のなつかしの写真!)
自然農を営む農家の研修生となり、
あいた時間で覚えた技術を実践しようと小さな畑を借りました。
畝(うね)をつくって、苗をうえて、 タネをまく。草を刈る。
初心者の見よう見まねでも、ひと通りの作業はできました。
こんな野菜が穫れたらうれしいね。
そうして2人でリストアップした野菜の苗を、
パッチワークをするように少しずつ植えついでいきました。
ホームセンターでこの苗があったから、これも植えちゃおうか。
畝は南北方向に立てるのがいい、ここは日陰だから里芋がいいかな。
まあ、とりあえずやってみよう!
結果は、どの野菜も大きくならない。最後まで育たずに消えちゃった。
一番よかったのは、前の人が植えてたらっきょう… と、残念な感じでした。
う〜ん、野菜作りってむずかしいな〜> <
The end.
これは、自然農を学びはじめたばかりのわたしたちのエピソード。
まったくざんねんな感じですが、
おそらくほとんどの方が、 8年前のわたしたちのように、
こんな風に畑や家庭菜園をはじめられることになるのではないかと思います。
野菜づくりにはもちろん、経験は大切です。
ですが、8年後の今、夫婦で笑いながら話しています。
「わたしたちのような初心者でも、畑計画さえあれば、そこまで失敗しないで済んだよね。」と。
畑計画(=作付け計画)は、野菜作りの要となるもの。
いわば、野菜作りの方位磁針です。
それは単に、“ここにこれを植えたいね”というのをマッピングしたものではありません。
自然の摂理を理解した上で、 自然の力を最大限に生かし、
それぞれの野菜について考え、
ご自身のライフスタイルを加味し、
畑をデザインし表現したもの。
それが、わたしたちの考える畑計画です。
暮らしの畑屋のおとのお伝えする畑計画は、
◎自然農・パーマカルチャー的な考えをベースとします
◎農薬や化学肥料、有機堆肥を用いません
◎大規模に1つの作物だけ栽培するのではなく、小規模多品目を栽培します
◎畑のある暮らしの豊かさを実感するためのツールです
このたび、暮らしの畑屋のおとでは、
畑計画の立て方をお伝えする講座を開講することになりました。
本講座では、みなさんが畑計画(=作付け計画)をご自身で自由に立てられるようになるためのお手伝いを提供いたします。畑計画を立てる際には、じつはたくさんの要素を考えなければならないのですが、大きな自然のしくみを理解することで、考えやすくなります。最終的には、参加者おひとりずつに、ご自身の作付け計画を立てていただきます。
1時間半という短い時間ですので、お伝えできることはかぎられるかもしれませんが、きっとお役に立てるかと思います。春夏野菜の作付けをひかえたこの時季に、ぜひ一緒に学んでみませんか?
【参加費】無料
【持ち物】筆記用具
【日時】下記の6日程。いずれも内容は同じです。
①2月2日(土)11:00〜12:30
②2月3日(日)11:00〜12:30
③2月13日(水)19:00〜20:30
④2月16日(土)11:00〜12:30
⑤2月17日(日)11:00〜12:30
⑥2月26日(火)19:00〜20:30
【場所】場所が2つありますので、お間違いのないようお気をつけください。
①②④⑤ のおとファーム
鹿児島県鹿児島市岡之原町740−2のヘアーサロンリッシュさんより道沿いに30mほど進んだ左側
③⑥ かごしま環境未来館・2F研修室
〒890-0041 鹿児島県 鹿児島市城西2-1-5
【講師】橋口 創也(そーやん)
【定員】各回10名・畑の寺子屋受講生/受講希望の方を優先いたします。
【お申し込み方法】 Emailアドレスnotefarm.kagoshima@gmail.comまで
以下の項目をご連絡ください。
①氏名
②参加人数
③参加する日時(複数回あるため、明記していただくとありがたいです)
④お電話番号
※メールに返信が2日経ってもない場合は、
お手数ですが再度フェイスブックのメッセージなどから
ご連絡ください。
◎講師プロフィール 橋口 創也(そーやん)
1985年、鹿児島市川上町の有機農家のもとに生まれる。 体験農園の運営、都市部での箱庭菜園の設置、プランターワークショップの開催、家庭菜園コンサルティングなど、現代人の暮らしに寄り添う、小さな畑のある暮らしを提案・サポートしている。マイナビ農業のサイトで、「畑は小さな大自然シリーズ」を好評連載中。
みなさまのご参加、お待ちしております!
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