無肥料の立役者!腐植の効果

こんにちは、そーやんです。

いつもお読みいただきありがとうございます。


今回は、肥料に頼らない土づくりをする上で、とても重要な働きをしている

「腐植」についてその機能を紹介します。

この物質は落ち葉や虫の死骸などの有機物が、

土壌生物によって分解・再合成されてできるものなのですが、

実はまだ構造的に解明されていない部分がほとんどというほど、

複雑に作られています。


落ち葉や枯れ草が積み重なった時に、

葉っぱが黒くなっていたりすると思いますが、

それがこの腐植の色だと言われていて、

なんとなく良い土は黒っぽいイメージがあると思いますが、

それは腐植によるところも多いです。


この腐植の働きについて特に重要なのが、

①団粒構造を作る    
②ミネラルを蓄える   
③Phを整える    
④連作障害を緩和する   

の4つです。


前回の記事で書いたように団粒構造の核でもありますが、

中心の腐植はマイナスの電荷を帯びていて、 その周りにプラスイオンのミネラルが

くっつくいた団子状です。

なので団子の表面はプラスの電荷を帯びているので、

団子同士は反発して、互いにひっつきにくくなっています。


ミネラルのタンク役であり、調整役でもありますので、

ミネラルのバランス悪化から生ずるような

PHの問題や連作障害になりにくい環境を作っています。


すごいですね!腐植!

次回は、土のPhについて説明します。

土が酸性かアルカリ性かで、作物の出来が左右されることは、

有名ですが、そのこともこの腐植と関係してきます。


お読みいただきありがとうございました。



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