畑に虫が大量発生したらどうしたらいい?その② 〜虫の役割を知ろう〜



子供達へ
 
今回も前回に続き、
畑で虫が大量発生した時に対応するプロセスを細かく書いていこうと思う。
 
前回の記事はこちら
 
 

自然界の動きと虫の役割

この記事にも書いたけれど、
自然は常にバランスを保ちながら、その畑全体が成長するような
力が常に働いているんだ。
 
とても長いサイクルで起こっていることなので、
わかりづらいかもしれないけれど、
どの土地も光、水、風、ミネラル、窒素、炭素などあらゆるエネルギーを
取り込んで、そこに蓄え、
生態系を豊かにしていく。
 
つまり何もない畑も放っておいて、
自然に任せると
やがては森にという、
様々な命が息づく空間まで成長するんだ。
(いずれは森も死に、大元に還ることで、大元が成長するという
入れ子構造になっている)
 
このサイクルの中で虫が行なっている役割は、
植物が大地から吸い上げた養分、エネルギーを
葉っぱを食べる、花粉を運ぶ、樹液を吸う、
フンを落とす、子供を産み子孫を増やす、死んで土に還るというような形で、
より遠くまで広げていくことにあるんだと思う。
 
 
つまりある特定の虫が多く発生し、
野菜をたくさん食べてしまうようなことが起きているときは、
その畑の栄養のバランスが崩れていて、
過剰なものを虫たちがその野菜から吸い取り、
畑全体に広げてバランスをとろうとしている
のではないかと考えられるんだ。
 
 
この虫たちの役割を知らずに、
野菜が食べられていることばかり目がいってしまうと、
虫をいなくすることで解決しようとしてしまう。
 
それで一時的には解決したように見えるけれども、
根本的なその土地の栄養バランスの乱れは
崩れていく一方になり、また虫がたくさん発生するという
悪循環になってしまう。
 
 
虫たちの役割を知り、
その働きを促しつつ、
その中でいかに収穫を得るかという知恵を働かせることが
大切になってくる。
 
つづく

NOTE FARM

農的な暮らしにシフトしたい方のために、畑づくりを通してより豊かで持続可能な暮らしの環境をデザインするための知恵と技術をお伝えしています。

0コメント

  • 1000 / 1000