雑草を刈りすぎてはいけない!? 夏の雑草の刈り方についての考察

最近畑で試しているのが、雑草の高刈り。

自然農でも雑草は刈って、そこに敷き詰めるというのが、セオリーではあるが、

特に最近の夏は暑すぎて、刈りすぎることで、土の乾燥が激しいと感じている。


特に写真のキュウリのように、根の張りが深くない野菜は特に、周囲の雑草を刈りすぎることで

途端に弱ってしまうことがあった。


特に今年の鹿児島は豪雨に見舞われ、その時に支柱を立てて手入れしていたキュウリは、

雨に打たれたことで傷んでしまい、そのまま枯れてしまった。


このようにとても綺麗に育っていたんですけどね〜。

こうなっちゃった。



でもその長雨の中でも雑草に埋もれていたキュウリは何事もなく育っていた。

ただ埋もれている状態だと、さすがに光合成できないし、風が入らないので、

光合成しやすく、風が程よく入り込む程度に刈ってみている。

実もわんさかというほどではないけど、少しずつなり続けている。



草を刈るときにどの程度刈るかは、「美しいかどうか」という感覚に従っている。

僕は手入れの仕方で迷ったら、基本はこの美しいかどうかで判断している。

美しければOK。


美しい状態とは調和がとれている状態だと思っている。

人が美しいという感覚を持っているのは、人に世界の調和を創造する役割・力が備わっているから。

だから美しいという感覚を鍛え、それに従って手入れすることが、調和する畑づくりには欠かせないんじゃないかな。


僕の師匠も畑を見て「美しか〜」っていつも言ってたもんね。


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