畑のデザインプロデュースします!

「人と自然が調和する、心地よく美しい地上の楽園のような畑をつくりたい!」

いつの間にかそう強く想っていた僕は、まっさらな畑から4〜5年かけてここまで築いてきました。

農の道に入って13年。有機農家の両親から学んだこと、自然農、パーマカルチャー、大地の再生などなど様々な先人たちの教えを自分なりに磨きながら試行錯誤してきた結果です。

この場所もまだまだこれから数十年かけて育んでいく予定ですが、ここまで大枠ができてしまえば後はいろいろと自由に遊びながら創っていけるなと感じています。

おかげさまで「自分の土地でも真似したい!」と言っていただくことが増えましたが、


でも、実際にここまで一人でするのは大変ですよね。


技術、知識、経験ももちろん必要ですし、まっさらなフィールドからデザインを立ち上げていく作業が最もイメジネーションとエネルギーが必要な段階です。

目に見えにくい風の流れ、水の流れ、生き物たちが発しているメッセージ、それらを少しずつ拾い上げながら形にし、また声を拾い上げるという割と地道な作業です。

心が折れそうになることもしょっちゅうありました。

 

みなさんから真似してみたいけど、実際はいざ畑に立つと、

何からして良いかわからない…

こんなおしゃれにデザインできない…

全然作業が進まない…

という声をよくいただきます。


数年かけて試行錯誤しながらというのも大いにありだとは思いますが、

最も労力のかかる最初の大変なところをそーやんが一緒に手伝います!

僕はお金も時間も人生もかけて試行錯誤しまくってここまできましたが、そこで得てきた学びと磨いてきた感性を総動員してお手伝いします。

【畑づくりのコンセプト】

僕が畑づくりに関わる時は、僕の感性全開でその土地に向き合うことになります。

ですのであらかじめ以下のようなコンセプトを大事にしているよということをご了承ください。


①土地のポテンシャルを最大限に引き出す

僕がその土地に立ち、最も強く想うこと。それはここを流れる風、陽の光、雨、息づく草花、虫たち、砂粒、石ころ、目に見えない存在たちも含めて、彼らが持つ可能性を最大限に引き出してあげたいということです。

あれを育てたい、これを食べたいという理想もあるかとは思いますが、その頭の中の理想像をそのまま具現化するというよりは、その土地との対話を繰り返していく中でビジョンが少しずつ見えてくるというプロセスになっていきますのでその旨をご了承いただければと思います。


また、最終的にはその土地にあるものだけでめぐっていくようにデザインしますが、人為的に環境が停滞させられてしまった場所がほとんどなので、最初の段階では落ち葉や枯れ草、墨などを持ち込むことがあります。


②美しく、心地よく

ただ自然環境にとって良いというだけでなく、人にとっても居心地が良いこと、見ているだけで癒されて元氣になることが大事だと思っています。

現代の様々な農法はこの視点が圧倒的に欠けています。

こんなにも美しい自然環境を持った地球、そして日本に生まれていて、その自然と共に創造

できる空間が畑であり、庭なのに本当にもったいない!

 

食べて美味しいのなんて当たり前。

味覚だけでなく、私たちの五感を通して、様々な感動とインスピレーション、学びを与えてくれる究極のVRシアターが畑であり、庭です。


自然と人が調和する美しいデザインとはどんなものだろうか。

僕はそれを常に考え続けていますし、それを創造することが喜びです。

③ゆるく、楽に

普通、畑というとこの野菜はここに植えて、この野菜はこの列にというふうに整然と計画的に生えていますよね。

でも僕はこれが大の苦手で、ワクワクしません。

自然界はこんなに自由で創造性に溢れているのに台無しです。


ちょっと極端な例ですが、森を散策している中で「あ!こんなところに食べれるものが育っている!」みないな感覚で、野菜たちにも生えていてほしいんです。

もちろん最初の段階である程度簡単なデザインや計画は立てますが、それは植物たちが勝手に自立してのびのびと好き勝手に生きてもらうためのデザインであって、計画的に収穫するためではありません。

 

ということで商品価値の高い野菜を作ることは目標とせず、できるだけ労力をかけなくても恵の得られる環境づくりを目指します。

また一つの土地で完全な自給自足を目指そうとすると、人にも土地にも負担と無駄な労力がかかるため、できるだけ労力をかけなくても育つ植物を中心とした植生づくりを提案します。


【実際の進め方】

◯事前ヒアリング・見積もり(30〜60分程度):無料

⇨事前に土地や施主さんについての情報をヒアリングと初期段階での見積もりを行います。遠方の場合はオンラインで、車で行ける距離であれば、直接見に行きます。


◯初回訪問・デザイン案作成

現地調査(30分〜1時間程度):畑の土壌チェックと土地全体、その周囲の環境について調査していきます。

環境整備作業(3〜4時間程度):その土地全体の生態系を支える空気と水の流れを整える作業を行います。この作業を行うことで、植物が元気に育ちやすくなるだけでなく、病害虫が発生しにくくなり、人にとっても居心地の良い環境になります。

レポート提出・デザイン提案:その土地の状態、課題、今後必要となる作業についてのレポートと、1回目時点でのおおまかなデザインを提案させていただきます。

◯2回目以降の訪問

2回目以降は現場に応じて必要な作業を行います。

⇨環境整備作業の続き:その土地と周囲の環境とのつながりを見て、その土地の生態系の土台となる風と水の通り道を整えます。

⇨レイアウト立ち上げ:広い土地の場合、通路と植栽スペースなどのゾーン分け、動線のデザインを行います。

⇨畝立て、植栽:ゾーンごとに畝のデザインや実際の植栽を行います。

⇨デザイン案のブラッシュアップ:手入れを重ねることでよりその土地に合ったデザインが見えてくるため、デザイン案もブラッシュアップしていきます。


【応援を募集する場合の開催形式について】

人手があるとほんとに早いし、楽しいし、最高です。可能であれば応援を募ることをオススメしています!

①講座型:参加者に参加費(¥3,000〜5,000程度)を募り、講座形式でみんなと一緒にフィールドを作ります。主催者の費用負担は減りますが、あくまでも講座のための作業となりますので、フィールドづくりの進み方はゆっくりになりますし、主催者としていろいろ準備していただく必要があります。

②ボランティア募集型:フィールドづくりを最優先に考え、それに合わせてボランティアの方に手伝っていただく形になります。こっちの方が作業の進行は早いです。


【応募の条件】

◯自己所有の土地であること

◯1週間に1回は手入れできる環境であること

◯畑の写真を撮影・公開可能な方

 ⇨基本的にはホームページやインスタで公開します。顔出しなしならOKなど公開条件も相談にのります。

◯造成された固い土地である場合、重機が必要になる場合があり、その場合別の事業者の協力も得る必要があるためご了承ください。


【料金の目安】

詳しくは土地の条件などによってお見積もりいたしますが、一回の訪問・工事あたり4〜10万円+交通費+資材費をご想定ください。

資材費はそれぞれで必要な資材をご用意いただければ必要ありません。

料金は基本的に訪問ごとにいただく形式です。


【申し込み方法】

Soyan3355@notefarm.oneまで

◯申込者氏名

◯畑の住所

◯申し込み理由

◯電話番号

をお伝えください。


【準備しておいてほしいこと】

①畑、土の写真:事前ヒアリングの時にできるだけいろんな角度、季節の畑や土壌の写真が欲しいです。

②有機物資材:落ち葉、剪定枝、枯れ草、炭などさまざまな有機物資材がたくさん必要になります。もともとその土地が森だったとして、そこから取り除いてしまった木や下草を全てまた土に還してあげるイメージですね。あればあるだけ使うので少しずつ集めていてください。

③こんな場所にしたい!こんな植物を植えたい!などのイメージをできるだけ具体化しておいてください。施主さんの想い・パッションが最も大事になります。




NOTE FARM / 暮らしの畑屋のおと

家庭菜園を通して、人と自然が調和する空間づくりのお手伝いをしています。

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