連作障害〜のおとファームの課題と対策について①〜


自然農の学びの場として使っている「のおとファーム」

僕の自然農の実践歴は研修時代から含めると約8年になりますが、こののおとファームではまだ2年目です。

 

それ以前は有機農法で10年以上使用していた畑ですが、まだ土づくりという点においてはまだまだ課題も多くあります。

今回より何回かに分けてその課題とその対策についてご紹介していきます。

 

今回紹介するのが連作障害についてです。


連作障害とは同じグループの野菜、例えばナス科だとジャガイモ・ナス・トマトなどを連続して植えることにより、土壌の栄養素や生態系のバランスが崩れ、野菜が発育不良を起こすことを言います。

詳しくは以下の記事をご覧ください。


この「のおとファーム」では6年間、体験農園として利用して来ましたが、どうしても人気な野菜がナス科・ウリ科などに集中しやすく、畑を休ませるということもしなかったため、様々な形での連作障害の症状が出ています。

 

これは体験農園や市民農園では起こりがちなことではありますが、基本的には僕がちゃんと計画して輪作しなかったためや、連作障害の発生に気づくのが遅かったために起きたことなので僕のミスです。


主な連作障害としてわかりやすいところはアイキャッチ写真にも使っている下のような症状。

根にコブができていますが、これはネコブセンチュウの被害と見られます。

センチュウは土にいて当たり前の小さな虫なのですが、特定のセンチュウが増えるとこのように野菜に被害が出ます。

これはトマトの根なのですが、ナス科の連作障害としてネコブセンチュウが増えてしまったのでしょう。

 

ネコブセンチュウの対策としてはマリーゴールドのようなセンチュウを抑制する効果のある植物を植えたり、土の中に漉き込むことが効果的だとされています。

そのため以下のようにコンパニオンプランツとして他の相性の良い野菜と組み合わせたりしています。


このようにまだまだ課題も多いですが、その分とても学びの多い時だと感じています。

僕が研修した自然農の畑では二十年以上の積み重ねがあり、どんな野菜も当たり前のように栽培できていたので、このような問題が起きた時にどう対策するか、どんな問題が起きているかはあまり学べませんでした(笑)


パーマカルチャーの考え方でProblem is Solutionという言葉があります。 問題点が見つかること、それは即ち解決策であるということです。   

野菜が虫に食われたり、うまく育たないと凹んでしまうものです。

 

今、このノオトファームも年々良くはなってきている部分もあれば、今までの悪い積み重ねにより問題も数多くあります。      

問題が起きることはつい悪いことと捉えてしまいがちですが、自然界では問題という言葉はありません。 

部分的には問題のように思えても、より大きな視点で見れば絶えず全体が豊かになる力が働いているからです。 

でも最初からそのような大きな視点で見ることは難しいもので、問題が起きたことへのマイナスの感情にとらわれてしまうのは仕方がないこと。 そこをうまくサポートできたら良いなと思います。


次回は栄養素バランスの偏りの課題と対策についてご紹介しようと思います!



最後に、こののおとファームで一緒に自然農を学びたいという仲間を募集しています!

8月いっぱいで一次締め切りにしていますので、ご参加お待ちしております。


 




notefarm.

農的な暮らしにシフトしたい方のために、畑づくりを通してより豊かで持続可能な暮らしの環境をデザインするための知恵と技術をお伝えしています。

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